「ローカルフォレストリー(地域林業)を成立させるサプライチェーンとは 〜森林空間利用、小規模林業、小規模製材、薪エネルギー、木造住宅の視点から〜」
林業、製材、森林空間利用、木質バイオマスエネルギー、木造住宅。川上から川下まで、地域で森林資源を使い尽くすために業界・業種を越境して縦横無尽に語る90分。どんな話が展開されるのか、今から楽しみ。お申し込みはPeatixで無料チケットを取得頂き、YouTubeLiVEにてご視聴ください。
建築、大工、森林経営に関わる3人が、地域林業、加工業(エネルギー、マテリアル)、住宅建築、エネルギー供給の取り組みから現在の課題と未来に向けた理想的なサプライチェーンについて議論します。
このウェビナーは、NPO郡内持続可能な地域づくり研究会が粟井財団の助成を受け、実施しています。
日時
2022年7月15日(金)19時〜20時30分
参加方法
Peatixの無料チケットを取得し、参加登録をお願いします。
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コーディネーター
寺本 健一(建築家/Office of Teramoto代表)
2000年東京理科大学大学院修了。ロッテルダムの建築設計事務所「Neutelings Riedijk Architects」に勤務後、東京の「シーラカンスアンドアソシエイツ東京」に所属。
国内外の様々なプロジェクトを担当。2012年にドバイに拠点を移し「ibda design(後にwaiwaiと改組)」を共同経営。アートセンターやモスクなどのデザインで受賞歴多数。
2021年に「waiwai」を離れ、千葉県の勝浦市に「Office of Teramoto」を 設立。
同年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展UAE館のキュレーターとして金獅子賞を受賞。
「消費と生産の関係をグローバルとローカルの両面で考えさせ、手仕事と先端技術を組み合わせた新たな建築の可能性を開いた」と評価された。
国境のみならず、文化、人類、人種、世代、技術、職種などあらゆる物事がさらにボーダレスに繋がれるようになると感じる。建築のデザインにおいても、都市と地方、個人と世界、そして自然と人工の関係も、より分け隔てなく扱えるようになるでしょう。
既存の枠組みを超えた横断的な実践を楽しむようにして、建築には何が可能か考え続けていきたい。
スピーカー
藤本 嶺(大工棟梁/藤本工務店代表)
1990年、横須賀市出身。2009年から大工の修行を開始。
国家プロジェクト大工育成塾に入塾し、8年の修行を経て独立。
2017年、(株)藤本工務店設立。2021年(一社)HFC設立。
2022年、(株)森のサラダ設立。
大工志塾指導棟梁。
建築業、林業、製材業、無垢建材の製造・販売、薪ストーブ、薪ボイラ販売・設置工事、和食レストレラン葉山無垢運営、簡易製材機Wood Mizer販売代理店等、業種・業界を越境した活動を精力的に展開し、森林資源を余す事なく使い尽くし、同時に森林整備も行う。
伝統技術と自然素材を活かし、人と地球に優しい家づくりを行い、世界に誇れる日本の大工技術・伝統建築、それらと密接な関係にある歴史・文化を世界中に伝えている。願いは、「人と地球に優しい家づくり」を一人でも多くの方に理解してもらうこと。
大野 航輔(フォレスター/株式会社リトルトリー代表)
1978年、横浜市出身。早稲田大学教育学部英語英文科、立教大学大学院比較文明学科修士課程修了。学部時代は探検部に所属。
2004年、木質バイオマスエネルギーコンサルティング企業、株式会社森のエネルギー研究所へ入社。
2013年、道志の湯薪ボイラー導入、木の駅どうしの設立に伴い、道志村地域おこし協力隊へ転職。2016年に株式会社リトル・トリーを設立。
バイオマスエネルギーコンサルティング(小菅の湯薪ボイラー導入:2021年等)、森林経営計画の策定・実施、Doshi Deer TrailによるMTBトレイル整備と小規模林業を一体化した森林空間利用の促進、どうしの薪Loki製造・販売、道志村移住支援センターDo-Shift!の運営(2021年度まで)、都留市平栗の古民家一棟貸「羽休めの里」運営等を行う。
2021年から小菅村地域林政アドバイザー、地域新電力つるエネルギー取締役に就任。
現在、「日本の人工林を楽しい場所に」をコンセプトに道志村、小菅村にて人工林の整備とアウトドアアクティビティ等の遊びを融合したOPEN FORESTを展開している。
開催場所
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主催:NPO持続可能な郡内地域づくり研究会、協力:株式会社リトル・トリー