ミツバチ君の伝言
ミツバチ君がブーンとよってきたと思ったら伝言を残していきましたとさ。
今日はせっせと畑で菊芋を掘っていたら、ブーンと一匹のミツバチが僕にとまりました。
「お、珍しい!可愛いな〜!」と見ていたら、何度も飛び立ってはとまり、を繰り返しました。
休憩している時にも僕の膝の上をウロウロして存在をアピールしていました。
「はて?何か僕に用かい?ミツバチ君」
そう聞いてみると、
ブーンと飛び去って行くと同時に、僕の頭の中にミツバチの意識が入って来ました。
「俺、肉食!」と。
ああ、そういう事かと気が付きました。
つい少し前にミツバチは「肉食」だよって記事を書いてボツにしてたんです(笑)
完全に忘れてましたが。
ミツバチは花の蜜を吸う生き物だと皆さん思っていますが、花の蜜を吸っているように見えて、
実は微生物を食べている肉食の昆虫です。
だから、農薬をまくと、植物についている微生物も死んでしまうので、ミツバチが食べるものが無くなってしまうわけです。
すると、ミツバチは違うエリアに移動せざるをえませんよね。
だから、農業が大規模化している現代において
農薬の散布が広範囲に拡がるのと比例して、ミツバチの大量失踪の問題が出てきたと言うわけです。
そりゃそうだわな。
わりと自然栽培農業をしている方達の間では、言われている事実です。
まだ常識になっていないだけで、サイエンス誌なんかでは、普通に取り上げられている事です。
それにしても「俺、肉食!」って言ってブーンと飛び去り、僕が記事の事を思い出してからはその後は姿を見なかったので、
僕が察したのを理解したのでしょう(笑)
と、言うわけでミツバチの声を代弁させて頂きました。
「俺、肉食!」って一人でウケましたね。ミツバチ君のセリフが直球すぎて。
僕の脳を経由しているので、そういう表現に翻訳されたわけですけどね。カラクリとしては。
ありがとうございました!
体重71.8キロ
