エドガー・ケイシーの衝撃
僕には覚悟が必要だったんだ。
僕は病気をしてから「絶対に自分は頭がおかしくなったんだ」って、そう思う瞬間が多くなりました。
だって、こないだまで確かに自分は常識人の枠に入っていたはず。そう思いました。
元々ちょっとぶっ飛んでる所はあったにしろ、間違いなく今のような不思議ちゃんじゃなかった。信じてこれは。切実に。
なのに脳梗塞の後は「人は死んだら100%生まれ変わる」って思ってる。しかもそれを信じてるんじゃなくて、理解してる。
どうしちゃったの。これまではせいぜいオカルトもあるかもね〜ぐらいの柔軟さは持っていたけど、今や本が書けるレベルで変な知識が豊富にある。
そんな僕は、当時横浜をプラプラしていた時に何となく本屋さんに入ったんですね。
そして、目に止まったのがエドガー・ケイシーという人の事が書かれた本。
エドガー・ケイシーは自分の病気の治療で催眠療法ってやつをやったらしい。
そしたら、別人格が出てきてペラペラと自分の病気に必要な治療法を喋ったと。
その通りにやったら、自分の病気が治ったと。
それから催眠状態のエドガー・ケイシーは、他者の治療方法もスラスラと喋ることが出来たと。難病とかも。
え?何それ?
めちゃくちゃ面白いじゃん!って思いました。
で、エドガー・ケイシーについて学び始めたんです。
結局、僕は自分の意識の変化を肯定したかったんですね。
彼の話には「通常の意識」その背後にある「潜在意識」、そしてさらにその奥にある「超意識」というのが出て来ます。
きっと、はぁ?でしょう。僕も読んでいて、これは以前の僕ならパタっと本を閉じていたかもしれないと思いました。
けど、スラスラと読めて理解出来てしまうことに驚きました。
そればかりか、自分の頭の中で整理出来てしまう。
わかるわかる、そうだよねー!っていう感じ。アトランティスにいたのかい?んー、俺はムーにいたよーとか。
僕はビジネス書や科学書が好きで、こういう本は読んだことがあまりなかったです。
最初は電車で読んでいても、カバーで隠しちゃうぐらい気恥ずかしかった。
でも、エドガー・ケイシーを読んでいて「ああ、これから僕はこっちの路線で行く事になるのかも。いつか覚悟を決めなきゃいけないんだろうなー」と思いました。
昔から時代の先を見通すのが得意だったので、確かにこれからの時代はこういう事が常識になるのかもしれないなーと思わないわけではない。そう思って観念しました。
でも、こういう科学的じゃない事を言う役割ってのは、風当りもキツイだろうなーと思いました。
こっちのジャンルの先人達は、エドガー・ケイシーも含め、逆境の中で本当に幸せだったんだろうかと考えてしまいました。
僕は幸せに生きたい。
でも僕が思う幸せは、妻と子供達とマイホームがあって、悠々自適な暮らしが出来る程の財力もあって、っていう何か平凡な人生とはまた違う気がするなぁって思いました。
僕はもっとスリリングで、最前線で時代を切り拓くようなそういう勇猛果敢な人生を送りたいと思っていました。
だから、この時代、この時を選んで生まれてきました。
そして保守的な親のもとに生まれ、壮絶な反抗期を経て、僕は大人になりました。
丸くなり過ぎて、見た目も丸くなってしまった。
近隣の忍野村でエドガー・ケイシーの映画が上映されたときはマジで驚きました。
本だけじゃなく、ついに現実の世界でエドガー・ケイシーが迫ってきたか。
もう、誤魔化しきれないなー。覚悟を決めねば。そう悶々としていました。
あれから2年。今こうして、僕は怪しいブログを堂々と書いている!ついにやってしまった!
皆さんの素晴らしい記事に紛れ込ませる事で、僕は隠れている気分になれます。
まだもう少し、本調子になるまで時間はかかりそうですが。まだ、見ないで!と思ってしまう、乙女のように。
これからもどうぞお付き合い下さい。
ノンフィクションじゃなくて、フィクションだと思って読んでくれていいです。
まずは経済社会がどうやって崩壊していくのか、僕は見たい。現在はスタグフレーションに移行中。
こんなときに株価も上昇中。完全に壊れてきました。だから、よーく見ておきましょう。
どうやって、現代の価値観の中心にあった、お金というものへの信頼が崩れていくのかを。
ありがとうございました!