バーバンクの奇跡
自然とコミュニケーションをとるには。
前に取り上げたことのある育種家のルーサーバーバンク。
彼はこれまでのどの発明家よりも、人類に貢献しているかもしれません。
彼は800品種を越える新しい植物をつくりだし、
その中の25種以上の野菜、250種以上もの果物が今も世界中の市場で売買されています。
また、一本のりんごの木から526種類の新しいりんごをつくり、桜の木からは400種類以上のサクランボがつくられました。
エジソンもフォードも、ヘレンケラーも、ベルギーの国王と王妃も、彼に一目会うために農園を訪れました。
彼のように科学技術を全く使わないやり方で、野菜や果樹の新品種を生み出そうとしたら、
1つ生み出すのに、普通は野菜で十年以上、果樹で数十年以上の時間がかかります。それだけかけても出来ないかもしれません。
バーバンクの行いは明らかに奇跡的だったのです。
インドの聖者ヨガナンダもバーバンクを訪問しました。
この時バーバンクはヨガナンダにトゲの無いサボテンを作った時の話をしました。
今では乾燥地帯の畜産牛の飼料や観賞用として、世界中で使われているサボテンです。
ハート型でかわいいのです。
バーバンクは、サボテンに語りかける事によってこれを作り出したと、ヨガナンダに話しました。
ただ植物に愛情をかけ「身を守るための刺はいらないよ」と語りかけ続けた結果、サボテンがそれに応えてくれたのだと話しました。
ヨガナンダはバーバンクを「聖者のような人」だと言いました。
バーバンクは「自分が奇跡を起こせるのは、カリフォルニア州のサンタ・ローザに住んでいるからだよ」と言いました。
「ここは自然の観点に即していて、地球上でも選ばれた場所なんだよ」
と言ったんです。
バーバンクが凄かったのか、土地が凄かったのか、はたまたその両方か。
両方が凄かったのです。
そして、バーバンクがその土地に来た事も必然なのです。
バーバンクは人格的にも我欲の少ない、聖者のような人だったようです。
なるほどなと僕は本を読んでいて思いました。
その理屈で言えば、ここ道志村だって同じです。
自然が豊かだし、エネルギーも高い。ピラミッドあるし。
あとは僕たち、そこに住む人間がそれに見合うレベルの人格者になれば良い。
そうすれば、植物は僕たちにコミュニケーションの扉をひらき、いくらでも協力してくれるでしょう。
バーバンクの奇跡のようなことがあちこちで起ったら、なんて楽しい村になるでしょうね。
奇跡が山のように起きる村にしたい。
そのためにまずは、
野草や野菜、果樹を採るとき、自分の借りている土地や畑に生えているからと言って人間本意な考えで、
「当たり前だ!」と思ってとらないこと。
次に土地の霊魂、精霊に対して「とらせてください」「ありがとうございます」とキチンと伝えること。
嘘だと思ってやってみて下さい。
その日から、これまで眠っていた貴方の第六感が磨かれはじめます。
そして、数々の奇跡が起きてきます。
どんな小さな事でも、見逃さないで。最初は小さな奇跡から。
そのうち昆虫がとまったり、寄ってきたり、コミュニケーションがとれたりと、段階が進んでいきます。
そして「ありがとう!」と自然に対して伝える癖をつけること。
そうすると、奇跡はどんどん大きくなります。
やってみて下さい。いつの日か、そういう事を小学校で教える時代になります。
ありがとうございました!