愛と怖れ
愛を抱くか、怖れを抱くか。
インスピレーションに従い、この本をご紹介します。いつ読んだか忘れましたが。
「愛とは、怖れを手ばなすこと」
著:ジェラルド・G・ジャンポルスキー
訳:本田健
著者はスタンフォード大学医学部を卒業し、精神医学者となる。
1975年「生き方を変えるヒーリング・センター」を設立、現在では世界30カ国以上に広がっている。
他に「ゆるすということ」「ゆるしのレッスン」など著書多数。
この本で僕が特に読んで欲しいのは、114ページ。
以下引用
「今日私は、何が起こっても裁こうとはしない(Today I will judge nothing that occurs.)」
あなたは、すべての人を無条件に受け入れ、何も裁かないことに専念して過ごす日を、
一日でも自分に与えたことはありますか?
ほんの短い時間でも、誰かといっしょにいて、その人を批判しないでいることはめったにないのに、
まして一日なんて、ほとんどの人はとても無理だと思うでしょう。
たいていの人はそう考えてみると、自分はこんなに頻繁に他人や自分自身を非難しているのかと、恐ろしくなるはずです。
批判したり裁いたりするのをやめるのは、ほとんど不可能だとさえ感じるかもしれません。
しかし実際は、すぐに完璧さを求めたりしないで、人を裁こうとしない努力を始めるだけでいいのです。
〜中略〜
夫や妻、子ども、友人、あるいはたまにしか
会わない人にさえ、そんなあら探しをしてしまったと気づいたときには、
心を静め、自分の思いを観察し、あら探しをしている自分は、過去の経験に振りまわされているのだと気づきましょう。
人を評価し、人から評価されるという、過去からの習慣が行き着く先は、悪くすれば怖れであり、よくても条件つきの愛です。
無条件の愛を経験するには、「評価したがる自分」を捨て去ることが必要です。
「私はありのままのあなたを、無条件に愛し、受け入れます」という力強い内なる声に耳を傾けるのです。
愛だけを見つけようという決心を強めていけば、他人の長所に注目し、短所は気にとめないということが楽にできるようになります。
〜中略〜
他人を裁かないことは、怖れを手ばなし、愛を感じる方法の一つです。
他人を裁かない姿勢を学んだとき、私たちは同時に、自分自身を受け入れることを学ぶのです。
私たちが考えること、言うこと、することはすべて、ブーメランのように自分にはねかえってきます。
批判や激しい怒りなどの攻撃的な思いという形で、裁きを外に向かって送り出すと、それは私たちのもとに戻ってきます。
人を裁くことをやめ、愛だけを外に送り出せば、愛だけが戻ってきます。
今日あなたが会う人、あるいは心に思い浮かべる人をすべてに対して、非難したり裁いたりしないよう努めましょう。
会う人を、思う人すべてを、愛を差し出している人、あるいは、怖れにさいなまれて助けを求めている、つまり愛を求めている人だとみなしましょう。
引用終わり
最後に宇宙からのメッセージをお伝えします。
「心に大きな愛を抱いて生きることを心掛けて下さい。
愛はより大きな愛を引き寄せます。
心に愛を抱いていないと、やがて貴方の心は怖れで一杯になってしまいます。
すると他人を疑ったり、怒りをあらわにしたり、争ったりという現実がやってきます。
そういう現実がやってきた時は、愛が欠乏しているサインです。」
以上です。
愛は恥ずかしいものじゃなくて、単なるエネルギーです。
ありがとうございました!